お金を貯めたいチー子の節約生活!

5歳と3歳の娘を持つ専業主婦です。下の娘が幼稚園に上がるまで専業主婦で頑張ります。

100歳まで生きた祖父のお話

実は先日チー子の祖父が亡くなり、子供達を連れてお通夜・お葬式に参列してきました。チー子一家は割と長寿で母方の祖母が94歳で死去。父方の祖母が92歳で今も元気に暮らしています。

そして今回なくなった祖父は100歳でした。今年の4月に100歳を迎えましたが、ここ1年は病院やホームを転々としていました。

うちの父はホームに入っている祖父に365日毎日お見舞いに行き、1月1日も風邪を引いて体調が思わしくないときも毎日祖父の様子を見にいっていました。ほんと我が父ながらよくやったと思います。決して近くない病院に毎日お見舞いに行くなんてそう簡単にできないですよね。

でも祖父の最後の時、病院から連絡があり一度は駆け付けたものの、体調が持ちなおして一度自宅に戻った時に一人で静かに逝ってしまいました。死に目には誰も間に合わなかったけど、きっと祖父ももう十分だよと言って静かに旅立ったんだと思います。

100歳まで生きた祖父はどこかしら絶対死なないんじゃないかって思っていたチー子。「わしはもうすぐ死ぬ」って言っていた祖父。あれから20年も多く生きてくれました。本当に感謝ですよね。

ラブラブは長生きの秘訣

100歳の祖父は92歳の祖母といつもラブラブでした。99歳になって入院した祖父は痴呆が悪化して最近の記憶は薄れ昔のことしか覚えていないようになりました。そしてチー子のことも・・・。そして最愛の妻のことも他の女性と間違えるようになってしまい、「仕方ないよね・・・」のみんなが言う中、それを許さない祖母(笑)

祖母は父の携帯で動画を撮影して「ラブメッセージ」を送ったのです。チー子の父曰く「恥ずかしくて見とられん」と・・・。実際チー子は見せてもらえませんでしたが、いくつになってもそんな風に嫉妬できる祖母はかわいいですよね。

その後も何度も他の女性を祖母と間違えた祖父でしたが、それは父の心にだけとどめて祖母には内緒にしておきました。

90歳を超えても祖父が祖母のことを「ママ」と呼んでいたり、祖母がちょっとけがをしたり、近所と揉め事が起こった時にいっつも一番に心配してくれる祖父でした。二人で仲良く、愛し合っていたからこそ100歳という年まで生きれたんじゃないかなと思います。祖父、祖母の二人を見ていると長生きの秘訣は「お互いに愛し合うこと」なんじゃないかなと実感。

すでに祖父、祖母には出遅れていますが、もっともっと旦那様のことを大切にしなきゃなと実感させられました。長生きしたって一緒に生きてくれる相手がいないと寂しいですもんね。

 

子連れのお葬式

祖父のお通夜・お葬式には子供達を連れて参列しました。3歳と2歳の娘はお膝に座って静かに参列・・・と考えていましたが、なかなかそうもいきません。姉夫婦のところは旦那様が子供を何度か外に連れて行っていましたが、うちの娘達はチー子と離れることが出来ないためそうもいきません。ひたすらお経の間も焼香の間も押さえつけるしかありません。またなんでも興味を持ち始めた上の子は祖父が亡くなってしまったことを理解できず。もちろん3歳なので理解は無理なんですが、式の最中「なんでおおじいちゃんは死んじゃったの?」「どこに行っちゃったの?」や「なんでお骨になっちゃうの?」と質問攻撃。しーんとした中に響き渡る娘の質問。親としてちゃんと答えなきゃと思っても、周りに答えを聞かれてもいい素晴らしい回答はなかなできないものです。

「とにかく静かにして」と言い続けてその場は乗り切りましたが、ずいぶん騒がしいなぁと祖父も笑っていたんじゃないかな(笑)

お葬式が終わって数日たった今も「どうしておおじいちゃんは死んでしまったの?」と聞いてくる娘。「おおじいちゃんは十分に生きて、寿命がきたのよ」と答えました。またそれに付け加えて「でも事故にあってしまったら、おおじいちゃんみたいに長く生きられないこともあるから気をつけようね」と付け加えると「じゃあもう公園でもママから離れない」と泣き出してしまいました。危ないことをしなように、車に気を付けるようにといったつもりででしたが、泣くほどとは・・・。

子供にうまく説明するのはほんと難しいですね。周りの子供よりも「なんんで?どうして?」が多い娘。親としてしっかりと答えてあげなければいけないのに素敵な答えが見つからないダメ親。

子供の成長しようとしている力をチー子がダメにしてしまっている気分です。

子供と一緒に親も成長しなきゃですね。

祖父の死はいろんなことを考えさせてくれました。